TKK野球大会 最優秀 成功のカギは漢気
㈱島津製作所 武澤和輝
今大会は私にとって2回目のTKK野球大会となります。初出場の昨年の大会では一回戦敗退と残念な結果となりました。
今年こそは優勝するという意気込みを持ち、江本キャプテンのリーダーシップのもとチーム一丸となって、炎天下の中でも小雨の中でも練習に励んできました。
バッティング練習、守備練習など様々な練習を行いましたが、その中でも一番厳しい練習が「漢気ベーラン」です。漢気ベーランとは要は漢気が有る者ほどベースランニングをするという、単純ながら漢気すなわち精神力と体力が試される練習です。この練習法で私たちは心技体を高めました。
一年間の練習を発揮すべく望んだ今大会で私は3試合に先発にて出場させていただきました。ただ、どの試合も制球が定まらず度々ピンチを招いてしまいました。
特に初戦は毎回の出塁を許し5回までに13人のランナーを出しました。
しかし毎回ピンチになるたびに諸先輩方の好守備と漢気に支えられピンチを切り抜ける事ができ、5回13残塁にて完封することが出来ました。
また決勝戦では2点ビハインドで最終回を迎えました。ただ私は逆転できると確信しておりました。その根拠は島津チームの意気込み、勢いが最終回の場面でも衰えることなく続いていたからです。その結果見事、思惑通り逆転サヨナラにて優勝することが出来ました。
島津チームが数々のピンチや逆境を乗り越え優勝できたのは、漢気ある雰囲気や勢いがチーム内にあったからです。
その優勝に導いた雰囲気を作りチームを牽引していただいたのは紛れもなく江本キャプテンです。またいつも漢気ある練習を竹村選手に段取りしていただき毎練習で漢気を高める事ができました。お二人の支えがあったからこそ、島津野球部は優勝できたと考えています。来年も今年に劣らない練習と雰囲気を作り優勝を目指します。