東海科学機器協会の会報

No.339 2012 新年号

〔年頭所感2012〕新年の挨拶

東海科学機器協会 理事
高木 裕明 伊勢久 株式会社


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新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで楽しいお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。
さて昨年は漸く景気が持ち直してきたところに大震災が発生し大変厳しい一年になりました。又後半にはタイでの大洪水による被害や欧米諸国の財政問題により景気は一段と冷え込みながら年を越しました。今年は先ずは平穏無事な一年になってもらいたいと願うばかりでございます。
本年は3年に一度の最新科学機器展が開催される年でございます。円高、デフレ、株安と大変厳しい環境下ではありますが、展示会を通じて科学技術の振興に少しでも貢献できるよう皆様と一緒に盛り上げていきたいと思います。どうぞ宜しく御願い致します。  私事で恐縮ですが本年還暦を迎えます。今から思いますとあっと言う間の60年間でありました。まだまだ若いつもりではありますが、そろそろ次の世代へのバトンタッチも考えねばと思っております。
今年の干支は『壬辰』(みずのえたつ)歳でございます。その意味するところは、草木の内部に新しい種子が生まれ、陽気(生まれ出ようとする気)が動き草木が伸長すると言うことだそうです。
この干支にあやかり本年は新しい技術、製品が次々に開発され、明るい未来に繋がっていく素晴らしい年になるよう祈念したいと思います。本年もどうぞ宜しくお願い致します