東海科学機器協会の会報

No.296 2003 夏号

[ 第19回最新科学機器展レポート ] 開会式

東海科学機器協会 副理事長 水野 隆二


  “桜の国 日本列島 南から北へ桜前線北上中”とこんなニュースや情報がマスコミを賑わしている頃、モノづくりを支える産業機器の総合見本市「最新科学機器展・計量計測総合展・名古屋粉体工業展・液体清澄化技術展」の合同展示会が、4月16日(水)、吹上ホールにて開幕いたしました。当日は朝から絶好の晴天に恵まれ、華やいだ雰囲気が会場にあふれ、心地よい緊張の内に開会式がスタート。
 『そして未来へ・夢へ』を統一テーマに、主催者を代表して東海科学機器協会の岡野忠弘理事長が「科学機器の最新情報をより多くの方に提供し日本の科学技術の振興に貢献したい」と挨拶。さらに、お得意な五行歌に託され、科学機器の重要性を『技術革新の 基礎を支える 業界 それは 科学機器』と唱えられ、日本粉体工業技術協会の土井修会長は「互いに密接な関係にある4展が同時開催することでシナジー効果を高めたい」と強調されました。来賓の中部経済産業局の竹中俊昭産業振興部製造産業課長は「この合同展が広く産業界・学会の発展に寄与することを期待する」と祝辞を述べられました。そして、その他にもたくさんの方からお祝いのお言葉をいただき参列者一同、3日間の成功を祈念し開会式を盛大な内に無事終了いたしました。