東海科学機器協会の会報

No.349 2014 新年号

2014年新年にあたり

東海科学機器協会 理事
宮木 康光
 株式会社栄屋理化

09-1 会員の皆様、新年あけましておめでとうございます。
 旧年中は、TKK60周年の実行委員長として大変お世話になりました。60周年記念ゴルフコンペ、60周年記念式典・祝宴会、60周年記念視察旅行、年末には60周年の記念誌が届いたかと思います。会員の皆様のご協力で無事大役を終えさせていただくことが出来ました。心より感謝申し上げます。

 我々業界を取り巻く環境も少し民間企業を中心に良くなってきているように思います。しかし、本年4月から消費税の増税・年金基金の破綻処理など、企業経営にはまだまだ難問を多く抱えているのが現状ではないでしょうか。

 さて、ある本に「達成感と解放感」という話が出ていました。この二つは何が違うかです。達成感は何かを成し遂げたという充実や喜びを、解放感は束縛を解かれて自由になった感じをいいます。仕事に関していえば、「自分が主体的に取り組んだ仕事」を終えた時感じるのが達成感、「仕方なくやっていた仕事」を終えたときに感じるのが解放感となるそうです。嫌だと思って始めた仕事は、最後に必ず解放感になってしまいます。いかに達成感のある仕事をするかは、いかに適正な目標を設定するかにかかっています。目標をクリアすることにより解放感ではなく、達成感を持つことが大切です。しかし、現実には解放感を感じることも多いと思いますが、本年は達成感が持てるように頑張りたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。