東海科学機器協会の会報

No.349 2014 新年号

会員だより 魅惑のタヒチアンダンス

㈱ヤガミ 矢田 かおり

 最近ダンスに目覚める女子が多いとニュースで聞きましたが、ご多分にもれず私もその一人で、タヒチアンダンスを3年ほど習っています。

 タヒチアンダンスを習っていると言うと想像できない人が多いようで、「火を吹く感じ?」とか「バーをくぐるやつ?」などと言われたりしますが違います。タヒチアンダンスはタヒチ島をはじめとする南太平洋の島々(フランス領ポリネシア)で踊られているダンスで、フラダンスの原形と言われていますがフラダンスよりも激しい踊りです。ドラムのリズムに合わせて激しく踊る「Ote’a(オテア)」という踊りが有名で、福島のスパリゾートハワイアンズの実話を描いた映画「フラガール」でも踊られています。(蒼井優さんや南海キャンディーズのしずちゃんがショーの最後のシーンで踊っている踊りです。)

 運動量が多いダンスをしたいと思って習い始めましたが、1分間に数百回も腰を振ると言われているだけあって、約1時間のレッスンでレッスン着がびっしょりと重くなるくらい汗をかきます。インナーマッスルや腹筋・背筋を使うので、
運動の効果としてくびれが出来ます。スタジオの皆さん本当にくびれ美人です。私はくびれよりも背筋が鍛えられたようで、運動しているなという背中になりました。発汗も良くなった気がします。それから、踊ることでストレスが発散でき、以前よりクヨクヨ悩むことが減ったように感じます。今では踊らない方が調子が出ません。

 タヒチアンダンスの魅力はなんといっても生のショーです。プロのダンサーの踊りは文章ではお伝えできない凄さです。そして色とりどりの衣装がとても綺麗。南国カラー満載のパレオやお花のレイ、モレと呼ばれる腰蓑やココナッツブラをつけて踊ります。ちょっと肌の露出が多くてセクシーといえばセクシーなのですが、鍛え抜かれた身体はとても健康的で南国らしいです。ちなみに男性のダンサーは惚れ惚れするような筋肉です。

 毎夏、栄のオアシス21などでハワイアンフェスティバル、タヒチフェスティバルが行われており、どなたでも見ることができます。ぜひパワフルなタヒチアンダンスを一度見てみて下さい!きっと虜になると思います。

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