東海科学機器協会の会報

No.370 2019 春号

水といつまでも~

株式会社堀場アドバンスドテクノ 名古屋セールスオフィス所長 渡邉 元嗣

 昨年、東海科学機器協会へ入会させて頂きました㈱堀場アドバンスドテクノの渡邉と申します。この1月に前任の長濱が四国(高松)へ異動となり、このたび後任として就任させて頂くことになりました。引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。
 弊社は㈱堀場製作所の子会社として1975年(昭和50年)に京都市内で操業を始めました。
当初は株式会社コス(ComponentSupply Service)という会社名で堀場分析計の部品を幅広く一般的に販売できる会社としてStartしました。従業員も4名からで堀場の創業製品である小型のpH計が主力製品でした。
 当時はカイワレ大根などマンションのベランダでの水耕栽培なども販売しており、計測機器メーカとしては考えにくい製品も取り扱っておりました。
この時に弊社のモチベーションでもあるハングリー精神が宿ったと思います。
 一昨年にはONE WATER BUSINESSとして堀場の創業製品であるpH計の技術を継承することになり、現在は300名強の会社へ成長いたしました。同年、名古屋セールスオフィスも20周年を迎え新たなステージを向けようとしております。
水質計器と水処理技術においてHORIBAの持つ基礎技術や価値を最大化し、市場やお客様の求めるUnmetNeeds(解決されない課題)をいち早く把握しスピーディにSolutionを提供していくことが先決と考えております。
 また会員様の皆様方とともに、この東海地区を盛り上げていくべく微力ではございますが、お役立てできることができれば幸いと感じております。
今後とも更なるご指導ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。