東海科学機器協会の会報

No.304 2005 新年号

薫春献賀

東海科学機器協会理事・事業改革委員会
各務隆弘(朝日テクニグラス株式会社)


info_p05_01TKK会員の皆様には2005年の春を如何お迎えでしょうか。
 光陰矢のごとくコンピュータの2000年問題などミレニアムに沸いた5年前が、つい先日のことのように思い起こされます。以来、時は確かに変遷しており、国の内外を問わず、その深層に堆積した諸問題がここにきて一気に露呈した構図となっているのも現実です。
 一方、気になる国内景気の指標も行きつ戻りつながら明るい話題が散見できる昨今、今年は何か良いことありそうな・・・と期待しながら更に職務精励としたいものです。
 さて、TKKも昭和28年の創立という輝かしい歴史の中で協会運営の根幹である事業改革のガイドラインに沿った施策が、ここにきて具現化されるに至りました。即ち、各委員会から成る組織の中で、福利厚生委員会はその傘下に各事業を「部会」組織としたうえで、会員会社から選抜された「担当会社」に実行委員会への参画を委嘱し、企画・運営に直接関与いただくものです。とりわけ事前準備に多くの時間が費やされ、なお天候に左右される野球大会では、昨年その委員長として(株)カーク・加納浩示氏らが大会最終日に至るまで、私的時間を割いて懸命に東奔西走されました。ボウリング大会、釣り大会、ゴルフ大会も担当会社の多大な協力がありました。
 今後、更に多くの会員会社さんが部会運営に関与されれば、TKKが身近で本来の目的である趣旨を如実に体験しながら、魅力ある事業形成のためにその知恵を存分に溶かし込んでいただくことが可能です。実に事業改革委員会が期待するところでもあります。
 「TKK会報」への積極的な投稿、TKK事業への積極的な参加をお待ちいたしております。

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