東海科学機器協会の会報

No.313 2006 冬号

[ 会員だより ] 我が家のペット「ルフィー」と「うーたん」

(資)木下理化 業務部 篠田 直美


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 毎日の生活に潤いと癒しを与えてくれている我が家のペットについでお話したいと思います。我が家には猫とウサギがいます。猫は3午前にペットショップで一目ぼれしたロシアンブルーです。ウサギはその翌年に近くの公園で拾いました。ちなみに、猫には「ルフィー」で、ウサギは「うーたん」と名づけました。実は「うーたん」は拾った後はすぐに警察に届けましたが、一週間しても飼い主が見つからず、保健所で処分されるとのことだったので、引き取り、飼うことにしました。
 動物の性質上、猫はウサギを追いかけていますが、元気に共存しています。ウサギは飼いはじめて2年経ちますが、いまだに抱くことを嫌がり、膝の上に10 秒ぐらい乗るだけですが、噛むこともなくなり反対に手を舐めたりして、最初に比べたらとても慣れてきました。猫は、毎日欠かさず、お座りとお手とお代わりを教え込んだ甲斐があり、できるようになり、何回でもやるようになりました。猫はなかなか覚えてはくれないと思っていましたが、根気よくやれば、覚えることがわかり、できた時はとてもうれしく、思わずぎゅっと抱きしめてしまいました。二匹ともとても愛しいです。動物も人間と同じように愛情をもって育てるとそれに応えてくれることを痛感しています。

 昨今、ペットブームで多くの子犬や、子猫、小動物が売られています。ペットショップでは、大勢の人が集まってきて、子犬や子猫を見ていますが、ほとんどの人が笑顔で見ています。それだけ動物には心を和ませるカがあり、今の社会ではとても必要な感情を与えてくれていると思います。しかし、それだけ求める人が多くいて、需要もあると思うのですが、売れ残った犬や猫は処分され、また、飼えなくなって、捨てられてしまう現状もあります。人間の都合で増やされて処分されてしまう動物達のことには心を痛めます。
 ペットは私達に温かい気持ちを与えてくれます。代わりに、私達人間は責任を持って最後まで一つの命として大切にしてあげなくてはいけないと思います。
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