東海科学機器協会の会報

No.309 2006 新年号

[ かきゃ~あんたも ] 社内旅行

kakyah27社内旅行
旭テクノグラス(株)名古屋支店 大島 光


15_01511月に一泊二日で社内旅行で京都に行きました。これまで社内旅行にはほとんど行ったことがない私が、転勤で大阪から名古屋へ着任後すぐに初めての旅行幹事を任され、「大丈夫、大丈夫」と皆様に温かい言葉をいただきながらも少なからず不安を感じておりました。ひとまず行き先は京都に決定しましたが、11月は紅葉シーズンの真っ只中でホテルも予約が取れにくく、何とか観光コースまで決まったのは10月に入ってから。今ひとつ段取りに心配が残ったまま、一人期待と不安が入り混じる中での出発でした。
当日は幸い天気にも恵まれ、ホッとしながら朝少し早めに駅に向かい、人数分のビールとつまみを買い込んでAM8時30分にホームで待ち合わせ、新幹線に乗り込みました。京都までは約40分、ビール500mlは多かったかな?との心配もいらず、岐阜羽島を過ぎるころには車内販売で二本目を購入してました。
「古都」の玄関というにはあまりにも近代的な京都駅に着いて、まずは定期観光バスで南禅寺・高台寺の半日コース。ガイドさんの説明を聞きながらの車中観光も、新幹線でのビール2本のおかげでなかなか落ち着いて話を聞けず、ようやく南禅寺に到着後。大急ぎでバスを飛び出し、トイレでほっと一息。ようやく落ち着きを取り戻し紅葉真っ盛りの境内を散策しました。紅葉シーズン真っ盛りでまわりは観光客がひしめきあってました。ひとまず一周して紅葉を堪能し、バスに乗り込み高台寺へ。大きな観音様を横に見ながら入場し、方丈、庭園を通り、開山堂、秀吉と北政所の木像が並ぶ霊屋、傘亭、時雨亭をぐるっと拝観しました。
ここで定期観光バスを降り、ねねの道を歩きながら途中で昼食に湯豆腐を食べ、清水寺に向かいました。二年坂、三年坂と上っていくと、さすがに京都といえば清水寺だけあってどこから集まってくるのかというくらいのすごい混雑。人間渋滞のなかをおたべの試食も出来ずに仁王門をくぐり、人混みをかき分け拝観料を払って清水の舞台へ向かいました。
大阪在住の時には、なかなか清水寺に行く機会がなく中に入るのは十何年ぶりでさすがに懐かしさすらこみ上げてきます。清水の舞台からのすばらしい紅葉を眺め、縁結びの地主神社や奥の院を抜けて坂を下り、もみじを見ながら音羽の滝の前を通って清水の舞台を下から眺めました。さすがの存在感と独特の雰囲気を堪能、余韻に浸りつつ清水寺を後にしました。その後は丸山公園から八坂神社を抜け、祇園、白川の辺りから先斗町、四条まで京都の町並みを見ながら歩きホテルに着きました。
そして次の日の午前中は太秦映画村でチャンバラ見学、午後から嵐山の渡月橋界隈を散策後、竹林をぬけて常寂光院までのコースで、嵐山の紅葉を満喫できました。15_021
 名古屋に着任して早や半年経ちました。社内の温かいメンバーとともに皆様のお役に立てるよう精進したいと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。