東海科学機器協会の会報

No.289 2002 新年号

人生は学ぶこと

東海科学機器協会 理事 木下 実(合資会社木下理化)


 明けましておめでとうございます。
 昨年を振り返りますといろいろなことがあ りました。
・不審船が海上保安庁の巡視船と銃撃戦・雅子さま女子出産・エンロンの破産・中国WTOに加盟・イチロー・炭疽菌・野依先生ノーベル賞・自衛隊海外派遣・狂牛病・高橋尚子・同時テロ・小学校に包丁男乱入・ハンセン病・ハワイオアフ島沖・ヒトの遺伝子数は4万個と解読(従来は10万個と推定)・小泉純一郎内閣誕生・完全失業率5.5%・株価1万円割……… 今年も予想がつかぬことが、世界に日本にまた我々の身近に発生するんでしょうね。
 小泉総理は「人生は学ぶことの連続だ」といっています。
 幕末の儒学者佐藤一斎は

「少くして学べば壮にして為すあり。」

「壮にして学べば老いて衰えず。」

「老いて学べば死して朽ちず。」

これはメルマガに小泉総理が紹介しました誌四録に収められている一説「三学戒」です。痛みが伴う構造改革。我々もいかに対応すべきか真に問われる今年。
 皆様に置かれましては今年も良い年でありますことをお祈り申し上げます。