東海科学機器協会の会報

No.319 2008 新年号

[ 会員だより ] ハワイ

(株)タイコウサイエンス
鹿野 義一


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私とハワイの関わりは8年程前、姪の結婚式で訪れたことに始まります。初めて訪れたハワイは何とも言えない開放感と陽気な雰囲気で出迎えてくれ、それ以来毎年訪れる程虜になってしまいました。そんな空気感もさることながら、ハワイの気候は、例えばグアムの容赦のない暑さ、東南アジアの湿度の高い蒸し暑さとは違い、気温が高い割にはサラッとしていて、日中でも木陰に入れば涼しく感じられます。そのような過ごしやすさもお気に入りの一つと言えます。
さて、今年の待ちに待ったハワイ旅行は11月1日から7日まで5泊7日で訪れました。ハワイへのフライトはセントレアを22時発と遅いため、仕事を終えてから向かうことが出来るので有難いのです。到着日のホノルルの気候は晴れ、気温28℃。ホテルに入るや否やベランダから望む青い海を見ながらビールで妻と乾杯。いつもの晩酌とは違った格別の美味しさです。時間を気にせずくつろぐのもいいものです。それから、私達が毎年必ず行っているのが、ダイヤモンドヘッドの登頂です。ちょうどよい時差ぼけ解消になるのです。まずはトロリーバスに乗って登山口へ。ハワイを代表するこのダイヤモンドヘッドは標高232m、頂上へは約1.1km、40分ほどの行程です。途中、急な階段が2ケ所ありますが、当年65歳の小生にとっても難なく登ることが出来ます。道中ですれ違う方々と「ハロー!」、「アロハー!」などと違う言語で挨拶していると、ハワイに到着した実感が増していきます。そして頂上に着くと360度の眺望が迎えてくれます。この眺めは日頃の疲れが吹き飛ばされる瞬間でもあります。でも、このダイヤモンドヘッドへの登頂はツアーなどのスケジュールもあるのでしょうが、経験されない方が多いと聞きます。時間もそれほどかかりませんので、ぜひあの爽快感を実感されてみてはいかがでしょうか?

そして、頂上の景色を堪能した後は、徒歩でワイキキのホテルまで向かいます。途中、地元の小さなスーパーに寄り道し、目新しいものを探します。観光スポットだけでなく、こんな地元の人が通うお店を訪れるのもまた面白いものです。そんなこんなで、ブラブラしているとサンセットに時間が迫ってきます。ホノルルの動物園モンサラット通りから前方に見えるカラカウア通りの椰子の木間からワイキキの海が覗いてきます。赤みがじわじわと増していき、素晴しいサンセットになります。沈み行く夕日は、なんとも形容し難い美しさです。

これが私達のホノルルの初日の過ごし方です。また来年もハワイに行ける事を楽しみに、仕事に励みたいと思います。