東海科学機器協会の会報

No.319 2008 新年号

新年の挨拶

東海科学機器協会監事
高木 裕明(伊勢久株式会社)


12_013新年明けましておめでとうございます。
会員の皆様におかれましては、ご家族お揃いで楽しいお正月を迎えられたこととお慶び申し上げます。

昨年は「偽装」「偽装」で明け暮れた一年だったような気が致します。ミートホープの牛肉偽装に始まって、「白い恋人」や「赤福」の消費期限改ざんやら、ついには老舗の「船場吉兆」の但馬牛偽装まで飛び出し、まさに日本全国偽装だらけと言った感が致しました。儲け主義一辺倒の大量生産大量消費だけに走らず、本来の食のあるべき姿をもう一度考えて頂き、信頼回復を早く進めていただきたいものです。

そしてTKKとして大変悲しい出来事がありました。副理事長の小澤嚴さんが急逝されたことです。会報の編集委員長として活躍され、編集会議でもいろいろとご指導を頂きました。ご冥福をお祈り致します。

 さて本年はTKK創立55周年の記念すべき年でございます。皆様方と盛大にお祝い出来ることを楽しみにしております。

また、私事ですが弊社にとりましても本年は記念すべき節目の年になります。弊社は宝暦八年(西暦1758年)に「伊勢屋久兵衛」の屋号で創業し、本年で250周年を迎えます。よくまあ永い事続いたものだと当事者ながら感心しております。先人達の努力に感謝し、より社会のお役に立てる会社を目指し、そして次世代に引き継いで行こうと思っております。

 本年も当協会にとって、そして会員の皆様にとって素晴らしい年になりますよう祈念申し上げます。